HCG自己注射

おはようございます。

今日は,いい天気です。やはり同じ兵庫県でも北部とはえらい違い。

 

僕のブロクの題名になっているHCG自己注射について,今日はお話しします。

HCGとはヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンで週2で注射しています。

 

昨年冬に,僕は下垂体前葉機能低下症(ゴナドトロピン単独欠損症)と診断され,今年の秋からHCG自己注射を始めました。僕の場合LH(黄体形成ホルモン)の数値が低いため,それに伴い精巣でテストステロン(男性ホルモン)が産生されず,結果的に更年期障害のような症状(ホットフラッシュ,イライラ,集中力・性欲の低下,うつなど)に苦しみました。あまり勉強できていませんが,HCGを投与することで,LHの数値が戻りテストステロンも産生されやすくなり症状も改善されるようです。HCGは女性の妊活でも使用されることもあるようですね。また驚いたことにこの病気は厚労省指定の難病に指定されているということで,認可された場合この病気にかかる医療費に上限が設けられることになります。

 

下記はウィキペディアのリンクになります。

ヒト絨毛性ゴナドトロピン - Wikipedia

 

25歳にして,性欲が皆無であること,今後治療を進めなければ子どもは望めないということを医師から告げられた時は結構へこみました。これから頑張って治療も進めていかないといけません!

 

今日は注射日だったのでその模様をザッとお伝えしたいと思います。

注射に必要なものは次のものです(アンプル2ケ・シリンジ・注射針2本・消毒綿・ゴミを入れるビン)

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アンプルはこちら 生理食塩液とHCGの粉を混ぜて溶液をつくります。

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長い針をシリンジにつなげて,溶液を作るための準備が整いました。

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溶液を作りシリンジに充填完了です。

この際に体内に注射するための細めの針に交換します。

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若干ですが,針の長さと細さが変わったのがお分かりいただけたでしょうか?

これで注射の準備は完了です。あとは消毒してお腹に皮下注射するだけ。

針やアンプルなどはすべて医療用廃棄物にあたるため病院で処分してもらいます。

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作業は簡単ですが,看護師の方の指導の下で初めてやったときは30分近くかかりました。注射も怖くて打てず(悪いクスリでもするかのように手が震えるんです(笑)),練習のために1ヶ月ほど通院してやっと自宅で打てるようになりました。

 

2か月間続けていますが,うまくできればそんなに痛くないのですが,少し失敗すると結構痛いものです。。慣れが必要ですね。

 

ちゃんとした流れは下記の引用リンクに書かれていますので興味のある方はご覧ください!

saitoivf.com